秋田県 トンネル事業
かたつむり山発電所 土木建築工事
R.06.05~
トンネルは、
人の暮らしを豊かにする。
トンネルを主力に、50年。
「安全第一」を胸に全国の現場で活躍する。
一歩踏み入れるとそこは別世界。
日の光は一切入らない。
建設の世界では同じ現場はない。
中でも山岳トンネルは特にそうだ。
いつ何が起こるか分からない。
気を緩めることは一切できない。
重機を自在に操り掘削を行う重機オペレーター
危険を適切にマネジメントし発破を行う火薬管理
そこには多くのプロフェッショナルが集まる。
大地と対話する。
掘り進むたびに山は変わる。
固い岩盤の奥でうごめく水脈。
粘土層は強い土圧がかかり生き物のように湧き出てくる。
この先に何があるのか。
常に最悪を想定し、最善の方法を考える。
そうして一歩ずつ、着実に前進をしていく。
そして貫通。
外の光が差し込み風が頬を包む。
湧き上がる歓声。
抑えきれない喜び。
その瞬間すべての苦労が感動に変わる。
立場はもう関係ない。
発注者も、元請会社も、坑夫たちも
「大仕事をやってのけた。」
誰もがそう思えるのがトンネル工事。
開通記念の撮影では、誰もが誇らしい顔をしている。
トンネルが完成し、地図に新たな道が刻まれる。
人の往来は増え、活気が生まれる。
トンネルは、人の暮らしを豊かにする。
成し遂げた仕事の数だけ、技術者は一回り大きくなる。